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交換レンズ選びで押さえておきたい用語まとめ

レンズ沼の様子が気になる皆さん、おはこんばんちは。下半身だけ沼の中のおーわ(@hirokazu.sby)です。なんという半身浴w

さて、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラの醍醐味といえば、なんといっても交換レンズですね。使うレンズが変われば、見える世界やできあがる作品が変わってきます。

せっかくだし新しい交換レンズが欲しいんだけど、カタログに書かれている用語は難しくてよーわからん…ということで、今回は交換レンズのカタログなんかに書かれている用語を、それなりにわかりやすくまとめてみました。

交換レンズ選びで押さえておきたい用語まとめ

種類(タイプ)

交換レンズには大きく二種類あり、焦点距離を一定の範囲内で動かせるズームレンズと、あらかじめ焦点距離が固定された単焦点レンズに分けられます。これらに加えて、マクロレンズとフィッシュアイレンズという特殊なレンズがあります。(マクロレンズとフィッシュアイレンズについては、両者ともズームレンズおよび単焦点レンズのいずれかに分類されます)

ズームレンズ

焦点距離を一定の範囲内で動かせるレンズ。一本のレンズで複数の焦点距離をカバーできるため、利便性が高いのが特徴です。

たとえばHD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRというレンズでは、28〜105mmの範囲で焦点距離を変えることができます。

ズームレンズは単焦点レンズと比べて利便性に優れている一方、光学性能的にはやや不利とされていますが、一概にどちらが良いかというものではありません。用途を踏まえながら、自分に合ったものを選択していきましょう。

単焦点レンズ

あらかじめ焦点距離が固定されたレンズ。カバーできる焦点距離は限定されるものの、味のある描写をするレンズも多いのが特徴です。

ズームレンズと比べて光学性能的に優れている一方、撮影シーンによっては機動力や利便性に欠けるなどのデメリットもあります。用途を踏まえながら、自分に合ったものを選択していきましょう。

マクロレンズ

被写体にギリギリまで寄れる&大きく撮れるレンズのことをいいます。マクロレンズがあれば、普通のレンズでは難しい花の雄しべや雌しべなどもクローズアップすることができます。

多くの場合は最大撮影倍率が1倍となっていますが、2倍マクロやハーフマクロなんていうものもあります。(最大撮影倍率についての詳細は後述)

フィッシュアイレンズ

その名の通り魚の目をモチーフにしたレンズで、通常のレンズにはない独特の歪みが特徴です。

フィッシュアイレンズにはイメージセンサーの対角線よりも大きなイメージサークルを持った対角魚眼レンズと、それとは逆に小さなイメージサークルを持った円周魚眼(全周魚眼)レンズの二種類があり、それぞれで歪み方が異なります。

対角魚眼レンズは写真全体に歪みが出るのが特徴です。

円周魚眼レンズでは写真が円形となり、円形となった写真の周りにはケラレと呼ばれる黒い影のようなものができるのが特徴です。(※参考までに作例を用意したかったのですが、手元にないため作例はございません…ごめんなさい)

魚眼レンズはかなり独特な歪みが出るのが特徴ですが、中には歪みで酔うという方もいるのでご注意を。

焦点距離(画角)

どの程度広く撮れるかを示したものです。焦点距離が短いほど画角は広く、長いほど狭くなります。

ちなみに交換レンズの焦点距離(画角)は大きく「広角域」「標準域」「望遠域」の3つに分類されます。焦点距離については諸説ありますが、35mm版換算でそれぞれ概ね以下の通りとなります。(PENTAXの場合)

  • 広角域(〜35mm)
  • 標準域(35mm〜70mm)
  • 望遠域(70mm〜)

広角域と望遠域についてはさらに細かく分類され、以下のように分けられることもあります。(こちらも諸説あります)

  • 超広角域(〜24mm)
  • 広角域(24mm〜35mm)
  • 標準域(35mm〜70mm)
  • 中望遠域(70mm〜135mm)
  • 望遠域(135mm〜300mm)
  • 超望遠域(300mm〜)

広角域は主に風景撮影、標準域はスナップ撮影、望遠域は花やポートレート撮影に適していますが、表現方法によって最適な焦点距離は変わってきますので、こちらもご自身の用途に合わせて選んでいきましょう。

絞り(開放F値)

レンズ選びで大事になるポイントの一つ。ボケの作りやすさが変わったり、暗所で撮影する際のシャッター速度に影響してきます。

特に開放F値が小さい(概ねF2.8以下)レンズは大口径レンズとも呼ばれ、高級レンズに分類されることが多いです。

なお、開放F値についてはレンズの型番で確認することが可能です。例えばsmc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limitedというレンズの場合、開放F値は1.8となります。

ちなみにズームレンズの場合、型番に「F3.5-5.6」なんていう表記がありますが、これはズームを伸ばすごとに開放F値が変わることを示しています。たとえばHD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRの場合、ワイド端(28mm)ではF3.5、テレ端(105mm)ではF5.6となります。

なお、ズームレンズには焦点距離で開放F値が変わるもの以外に、HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AWのように型番の中にF値が一つしか書かれていないものがあります。これはズームしても開放F値が変わらないことを示していて、よく「F◯◯通し」「通しレンズ」なんて呼ばれます。

特にボケフォトを撮りたいと考えている方は意識しておきたいところです。開放F値が小さいほど被写界深度が浅くなり、ボケ味も強くなります。

関連記事:写真にやさしさと存在感をプラス!今すぐ使えるボケフォトの撮り方

最短撮影距離

最短撮影距離は、被写体にどの程度寄れるかを示したものとなっていて、レンズ毎にそれぞれ異なります。

気をつけていただきたい点として、撮影距離はレンズの先端からの距離ではなく、カメラ上部に書かれた「距離基準マーク」から被写体までの距離となっています。

被写体に寄っての撮影(マクロ撮影など)を考えている方は、最短撮影距離を意識しておきましょう。

最大撮影倍率

最短撮影距離まで寄って撮ったときに被写体をどの程度大きく写せるかを示したものです。

例えば長さが1cmの被写体をギリギリまで寄って撮影した場合、最大撮影倍率が1倍のレンズであればそのままの長さで写ることになりますし、0.1倍であれば0.1cmとなって写ることになります。

余談ですが、最短まで寄って撮影した場合に写る範囲についてはセンサーのサイズに依存します。たとえばフルサイズ機のPENTAX K-1で最大撮影倍率が1倍のレンズを使って撮影した場合、長辺は約36mm、短辺は24mmまで写すことができます。(ちなみにフォーサーズであれば長辺は約17.3mm、短辺は13mmが限度となります)

オートフォーカス(AF)方式

現在の写真撮影では当たり前となったオートフォーカス(AF)。実はAFには大きく分けて「ボディ内モーター方式」と「レンズ内モーター方式」の二つの方式が存在します。それぞれの特徴は次の通りです。

ボディ内モーター方式

  • 駆動音がうるさい
  • ピント合わせが遅い
  • レンズが軽い

よくPENTAXのレンズはAF音がうるさいといわれますが、あれはボディ内モーター方式のレンズだからというのが大きな要因です。(後述のレンズ内モーター方式のレンズはとても静かです)

レンズ内モーター方式

  • 駆動音が静か
  • ピント合わせが高速
  • レンズが重くなる

近年では、静粛・高速性に優れたレンズ内モーター方式を採用しているところが多いです。(速度については絶対に早いというわけでもないようですが…)

カメラメーカー(ブランド)・レンズメーカー各社で呼び名が異なり、それぞれ以下のようになっています。レンズモーター方式のレンズの型番には以下の文字列が書かれています。

メーカー(ブランド) 方式名
Canon USM(Ultra Sonic Motor)
STM(Stepping Motor)
Nikon SWM(Silent Wave Motor)
SONY SSM(スーパーソニック・ウェーブ・モーター)
SAM(スムーズAFモーター)
PENTAX SDM(超音波モーター)
DC(直流モーター)
Panasonic ステッピングモーター(※固有の名称はなし)
OLYMPUS MSC(ムービー&スチルコンパティブル)
VCM(ボイス・コイル・モーター)

参照:USMを始め、各社のオートフォーカスモーターについて違いを比較する | 初心者におすすめなデジカメの選び方を徹底解説!おもいで写真.com

レンズマウント

最後にもう一つ大事なポイント…それがレンズマウントの形状です。

カメラには交換レンズを取り付けるためのマウントと呼ばれる部分がありますが、この形状が異なれば、物理的に取り付けることはできません。そして厄介なことに、レンズマウントは各カメラメーカーで異なる形状となっています。(一部を除く)

例えばPENTAXの一眼レフカメラはKマウントと呼ばれる規格が採用されています。Kマウントに対応したレンズであれば使用できますが、EFマウントのレンズをそのまま使うことはできません。逆にEFマウントを採用したCanonの一眼レフカメラで、Kマウント対応のレンズをそのまま使うことはできません。

ただし、例外として OLYMPUSやPanasonicはフォーサーズという規格を採用しているため、サードパーティ製も含めて相互にレンズを使いまわすことができます。

物理的にマウントの異なるレンズを使うことはできませんが、例えばKマウント(PENTAX)のLimitedレンズをEFマウント(Canon)のカメラでもどうしても使いたい…というときにはマウントアダプタと呼ばれるものが必要になります。マウントアダプタを介すことで、ことができるようになります。(ただし、AFが作動しない等の制約はあります)

まとめ

ということで、今回は交換レンズ選びで押さえておきたい用語について、極力わかりやすく紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。

新しい交換レンズが欲しいなーなんて思いつつ、いざカタログやWebサイトを見ると、なんだか難しい用語が多いし、よーわからん…という際に、一つ参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m

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