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スマホカメラ新時代!iPhoneでRAW撮影・現像できる時代がやってきた!

2016年9月のiPhone 7の発売と同時にリリースされたiOS 10より、1200万画素以上のカメラを搭載したiPhoneでRAW撮影に対応いたしました。

ところでiPhoneでRAW撮影ができるとどんなメリットがあるのでしょうか?また、従来のJPEG形式との違いは何なのか?今回は導入編ということで、そのあたりを簡単に紹介していきます。

スマホカメラ新時代!iPhoneでRAW撮影・編集を楽しもう!!

これまでスマートフォンで「画質を落とさずに写真撮影・編集する」というのは夢のまた夢だったわけですが、iPhoneがRAW撮影に対応したことで画質の劣化を気にせずに撮影した写真の編集を楽しめるようになっちゃったわけです。

なぜスマートフォンで撮った写真を編集すると画質が落ちるの?

スマホの写真を編集すると画質が落ちるのは、編集に向かないJPEG形式で出力されるのが原因!

本題に入る前に、スマートフォンで撮った写真を編集するとなぜ画質が落ちるのかについて、ごく簡単に触れておきます。

通常、iPhoneを始めとするスマートフォンで撮影する写真は、JPEGと呼ばれるファイル形式で出力されます。詳しいことはさておき、JPEG形式の大きな弱点は編集(レタッチ)すると画質が劣化してしまうのです。

これはJPEGというファイル形式が非可逆圧縮方式と呼ばれるものであり、元の画像に戻せないという特性があるためであります。

JPEGについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

参考:JPEG – Wikipedia

RAW撮影するとどんなメリットがあるの?

一方で従来より一眼レフカメラや一部のコンパクトデジカメでは、RAWと呼ばれる形式で撮影することができます。RAWは英語で「生」「未加工」という意味を持つことからも想像できるように、JPEG画像を生成する元となる「生」の画像データとなるものです。

RAWはそのままですと使うことができないため、一般的にはJPEG形式への変換を行うのですが、これまでは露出、コントラスト、ホワイトバランス、カラーバランス、明度、彩度などの補正や加工、ノイズや歪曲など除去をiPhone内部で自動的にやっていました。

先ほども紹介しましたが、JPEGは不可逆圧縮形式と呼ばれ、JPEG画像を生成した後で写真の加工を行うと、画像の劣化が起こってしまいます。また、一度編集すると元に戻せなくなってしまうのもデメリットがあります。

そこでRAW撮影を行うと、次のことができるようになります。

  • カメラ内部で行っていた補正処理を、自分の好みで行うことができる
  • 補正後に何度も修正を行ったり、元に戻したりすることができる

なお、RAWについて詳しく知りたいという方は、Wikipedia先生を参照してください。

参考:RAW画像 – Wikipedia

RAW撮影に対応しているiPhoneは?

さて、iOS 10のリリース以降、iPhoneでRAW撮影が使えるようになりましたが、RAW撮影に対応するiPhoneのモデルは1200万画素以上のカメラを搭載した機種に限られます。つまり、すべてのiPhoneがRAW撮影に対応するわけではないので、注意が必要です。

RAW撮影に対応したiPhone一覧(2016年9月現在)

  • iPhone 7
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone SE

iPhone 7でRAW撮影・編集するには?

iPhoneでRAW撮影および編集をするためには、RAW撮影および編集に対応したカメラアプリが必要になります。(残念ながら、iPhone標準のカメラアプリはRAW撮影には未対応)

数はまだ少ないですが、RAW撮影に対応したカメラアプリは現時点でいくつか用意されています。個人的には編集機能が充実したLightroom for iPhoneがおすすめですねー。

RAW撮影・現像に対応したおすすめiPhoneカメラアプリまとめ
今やiPhoneでRAW撮影ができるとか、すごい時代になったもんです。さて、iPhoneでRAW撮影を楽しむためには、別途対応のカメラアプリが必要になります。そこでRAW撮影・現...

RAW形式で撮影・編集すると画質の劣化は本当に起きないの?

さて、RAW撮影した写真は編集しても本当に画質が劣化しないのか、ちょっと気になるところですよね。ということで、実際にRAW撮影した写真を用意しましたので、編集前と編集後の画質を比較していきましょう。(RAW撮影および編集にはLightroom for iPhoneを使用しています)

まずはRAW撮影した直後(編集前)にJPEG出力した写真。

iPhoneでRAW撮影・編集した写真を比較(編集前)

そしてこちらが補正後にJPEG出力した写真。

iPhoneでRAW撮影・編集した写真を比較(編集後)

拡大してみると分かりやすいですが、編集前と編集後で画質はほとんど変わっていないことが分かるかと思います。

まとめ

iOS10のリリースにより、ついにiPhoneでRAW撮影と現像が楽しめる時代がやってきました。これまで一眼レフカメラや一部の高級コンデジで対応していたRAW撮影が、まさかスマートフォンのカメラでもできるようになるとは…すごい時代がやってきたもんですw

iPhoneでのRAW撮影にはLightroom for iPhone等のRAW撮影に対応したカメラアプリが別途必要になりますが、画質の劣化を気にせず写真撮影+編集ができる魅力を、ぜひ体感してみてください(●´ω`●)

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