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明暗差の強い写真に効果的!Lightroom「段階フィルター」の使い方

花+空の組み合わせや花火+観客席の組み合わせといった臨場感のある写真が撮りたいけど、見た目と違ってぜんぜん上手く写真に残せない…。

どんなに進化したカメラも明暗差の激しい場面は苦手であり、どうしても片一方が白飛び、黒つぶれしてしまいます。ならば編集でなんとかしたいけど、いったいどうすれば…そこはLightroomの段階フィルターですよ、社長!!w

ということで、今回はLightroomの段階フィルター機能について、実例も交えながら使い方を紹介していきます。

明暗差の厳しい写真に効果的!Lightroom「段階フィルター」の効果的な使い方

段階フィルターとは

まず、Lightroomの段階フィルターとはどのような機能なのかについて簡単に触れておきます。

段階フィルターとは部分補正機能の一つで、特定の領域のみを段階的に(グラデーション上に)補正することができる機能です。

例えば花+空の写真であれば、空の部分のみ露出量を下げるといったハーフNDフィルターのような使い方や、かすみの除去を適用したりなんてこともできちゃうわけです。

段階フィルターの使い方

それでは実際に段階フィルターの適用例を作例から見ていきましょう。

以下の写真は逆光に近い状態でひまわり畑を撮影した写真。おおむね空に露出を合わせているので、主題となるひまわりがちょっと暗くなっています。

Lightroom「段階フィルター」適用前の写真(無補正)

ここで写真全体の露出を上げて主題となるひまわりの明るさを適正に…と思いきや、今度は空の色が白くなってしまいました。

Lightroom「段階フィルター」適用前の写真(露出補正後の状態)

ううむ、これではちょっと夏っぽさに欠けてしまいます…やっぱり夏空の色も欲しい!

じゃあ、順光で撮影すれば良いのでは?と思われがちですが、順光で撮影すると写真全体のコントラストが高くなりすぎて、主題となるひまわりの優しさやふわっと感が失われてしまいます。

このように明暗差の厳しい場所で撮影した写真の場合、露出量の調整だけではどちらか一方が白トビもしくは黒つぶれに近い状態になってしまうことがよくあります。そんなときに効果的なのが段階フィルターなのです。

段階フィルターはLightroomのメニューバーより[ツール] > [段階フィルター]、もしくは画面右側のヒストグラムの下のアイコン(縦長の四角)から選択します。

Lightroom「段階フィルター」の使い方①

段階フィルターを選択したら、写真上で効果をかけたい方向にマウスを左クリックしながら移動させます。

段階フィルターはグラデーション形状に効果がかかるようになっています。上記画像を例にすると、赤色の濃くなっている部分には強く効果がかかり、薄くなるにしたがって効果が薄まります。

なお、写真のどの範囲に効果がかかるのかを確認するには、画面下に表示される[選択したマウスオーバーレイを表示]にチェックを入れると分かりやすいです。(逆に写真を編集する際にはチェックを外した方が分かりやすいです)

マスクの範囲は幅を調整することで変更できますので、写真に応じて適宜変えてみてください。

今回は青空の色を薄っすらと出して夏らしい雰囲気にするために、マスクした部分に対して以下の設定を行っていきます。(以下の値は今回編集する写真での例、実際にはご自身が編集する写真に合わせて値を調整してください)

  • 露出量:-1.3
  • かすみの除去:+10
  • 明瞭度:-60

ということで、こちらが段階フィルター適用後の写真。(その他、写真全体にも各種調整を行っています)

ひまわりのふわっと感に青空の色が加わることで、夏らしいさわやかな色合いに仕上げることができました。めでたしめでたし(●´ω`●)

【コラム】段階フィルターは複数重ねて使うことができる

この段階フィルターですが、実は1つの写真に対して複数重ねて適用することが可能です。ハーフNDフィルターだけでは難しい調整も、Lightroomで実現できちゃうわけです。

例えば、既に段階フィルターをかけた場所に対して、特定の部分だけ微調整をかけるといった使い方もできますよー。

まとめ

ということで、今回はLightroomの「段階フィルター」の使い方について紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。

明暗差の厳しい場面ではどちらかが白トビもしくは黒つぶれしてしまいがちですが、段階フィルターを効果的に使うことで自分が意図した写真作品に仕上げることができるようになります。また、段階フィルターは写真1枚に対して複数適用することもできるので、ハーフNDではできないような調整も可能です。

非常に便利な機能ですので、ぜひ活用してみてください。

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