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狙うは平日のブルーアワー!綺麗な都市夜景を撮影する方法

一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを買ったらぜひとも撮ってみたい夜景写真。特に空気が澄みやすい秋~冬の季節は都市夜景の写真撮影にぴったりです!

そこで今回は、カメラ初心者でもすぐに実践できる、綺麗な都市夜景の撮り方を紹介します。

都市夜景の撮影に必要な機材・アイテム

綺麗な都市夜景を撮影するためには、普段お使いの一眼レフカメラやミラーレスカメラの他に、いくつか必要な機材やアイテムがあります。また、夜景撮影に便利なアイテムも合わせて紹介していきます。

三脚は必需品!可能れあればレリーズも

都市夜景の撮影は基本的に長時間露光となるため、お使いのカメラの他に三脚が必須となります。また、カメラのシャッターを直接押すと振動が伝わりブレる可能性があるため、レリーズもあると便利です。

参考までに、PENTAX純正のレリーズには以下のものがあります。(エントリーモデルのK-x等、一部のカメラはワイヤレスリモコンのみ対応となりますのでご注意を!)

夜景撮影におすすめなレンズは?

都市夜景の撮影では特にこれといった決まったレンズはなく、広角から望遠までご自身の撮りたいシーンに合わせてお選びください。また、三脚を使用しての撮影となるため、特に明るいレンズが必要というわけではありません。

一眼レフのキットレンズでも魅力的な都市夜景の写真を撮ることができますよー。(ちなみにこの記事の一番上の写真も、それほど高価なレンズは使っていません)

建物内から撮影する場合はレンズスカートor忍者レフも!

都市夜景は屋外からだけでなく、屋内から撮影するのも面白いですねー。ですが、屋内から撮影する場合、窓ガラスにビル内の光が写り込んでしまうことがしばしば。

レンズを窓ガラスに近づけるとある程度の対策にはなりますが、それでも完全に除去するのは難しいです。そんなときは、レンズスカートや忍者レフを使用して対策することをおススメします。

関連記事:屋内展望台から街並みが綺麗に撮れない…そんなときは忍者レフを使ってみよう!

参考までに、忍者レフミニを使った時の写り込みの違いはこんな感じです。

屋内からの都市夜景撮影における写り込み(忍者レフ未使用時)

まずは忍者レフを使用しないで撮影した写真。写真の左側には窓ガラスに反射した室内が写り込んでいます。

屋内からの都市夜景撮影における写り込み(忍者レフ使用時)

そしてこちらは実際に忍者レフを使って撮影した写真。先ほど見られた写り込みは見事に消えていますねー。

ただしレンズスカートや忍者レフといった暗幕の使用を制限する施設もあるので、撮影の際は現地で確認するようにしてください。

秋~冬の都市夜景撮影では防寒対策を!

秋~冬の夜景撮影は防寒対策もしっかりしよう!

後述で詳しく紹介しますが、都市夜景の撮影に適した時期は秋~冬の夜ということで、日によっては冷え込みが強くなることもあります。上着、マフラー、手袋、タイツなどを着用して万全な体制で撮影に臨みましょう。

貼るタイプのカイロもあると良いですねー。特に足先が冷えやすい方は足先に貼るタイプのカイロを使うと良いでしょう。僕も身体がとても冷えやすいのですが、足先カイロがあるのとないのとでは、だいぶ違います。

都市夜景撮影にベストな時期や時間帯

都市夜景の撮影には適した季節や時間帯があります。綺麗な夜景を撮影するならば、季節や時間帯も考慮して撮影しましょう。

撮影におすすめの時期は?

都市夜景を撮影するには、すばり平日の晩秋〜初冬がおすすめです。

まず、綺麗な都市夜景を撮影するためには、オフィスビルなどの明かりが必要となります。都市部にはオフィスビルが集中していますが、その大半は平日に稼働していますので、都市夜景の撮影は平日がダンゼンおすすめです。

実際に平日と休日でどのぐらい差が出るか、以下の写真を比べてみましょう。

まず、こちらが平日に撮影した都市夜景の写真。オフィスの明かりもたくさんあり、輝いていますねー。

平日と休日における都市夜景の違い(休日撮影)

そしてこちらは休日(2014年元旦)に撮影した都市夜景の写真。オフィスの明かりがかなり少なく、都市夜景にしてはかなり寂しい絵になってしまっています。

また、晩秋から初冬にかけては日の入りの時間が16:30~17:00頃となります。この時間帯は多くのオフィスビルが営業しているため、ビル灯りも豊富に点灯しています。加えて、気温が低くなれば空気も澄みやすい傾向にありますが、1~2月に比べて寒さが比較的緩いため、晩秋~初冬の時期が都市夜景を撮影するのにおすすめなのです。

撮影におすすめな時間帯は?

また、都市夜景の撮影におすすめの時間帯は、日没15〜45分後ぐらいです。この時間帯は空の青色が残った状態(いわゆるブルーアワー)となり、綺麗な都市夜景を撮影するのに最適なのが大きな理由です。

日没15〜45分後と幅がありますが、これはカメラを向ける方角によって異なるためです。東寄りにカメラを向ける場合は15〜30分後、南寄り〜西寄りにカメラを向ける場合は30〜45分後が目安です。

なお、夕焼けの空を含める場合、カメラは西向きに構えてください。

カメラの設定について

さて、ここからは都市夜景の撮り方編です!特に、初めて都市夜景撮影にチャレンジするカメラ初心者の方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

撮影モードは「絞り優先」もしくは「マニュアル」で

都市夜景を撮影する場合、撮影モードは「絞り優先(Av/A)」もしくは「マニュアル(M)」に設定します。フルオートモードでの撮影すると、後述の絞りやISO感度が自動的に設定されてしまうため、綺麗な夜景を撮ることができません。

初めて夜景撮影をされる場合、特別なこだわりがなければ「絞り優先」で問題ないです。絞りとISOをご自身で設定すると、シャッター速度を自動で計算してくれますので、マニュアルモードに比べて設定の敷居も低いのでおすすめです。

絞りはF8.0あたりを目安に調整

都市夜景の撮影はパンフォーカス(全体的にピントがあった状態)での撮影が基本。レンズ絞りはF8.0あたりを基準に調整しましょう。

街灯りの光芒を調整する場合は、お好みで値を調整していくと良いでしょう。絞る(F値を大きくする)と光芒が綺麗に写りますが、絞りすぎると回折現象が発生し画質が低下する恐れがありますので、F13~16あたりまでで留めておくことをおススメします。

ISO感度はカメラで設定可能な最低値で

都市夜景撮影では三脚を使用するのが基本となるため、ISO感度についてはカメラで設定できる最低感度に設定すると良いでしょう。(ISO感度は値が低いほどノイズが少ない高画質な写真になります)

なお、三脚が使えない環境の場合については、ISO感度が低いと手振れを起こす場合がありますので、調整が必要です。(当然ですが、ISO感度を上げ過ぎるとノイズが目立つので要注意)

フォーカスは明るいうちに合わせるのがおすすめ!

撮影する被写体にもよりますが、遠景を撮影する場合はマニュアルフォーカスで無限遠に合わせれば問題ないでしょう。個人的には明るいうちに場所を確保し、オートフォーカスでピントを合わせたのち、マニュアルフォーカスに切り替えて撮影を行うことをおススメします。

ホワイトバランスは寒色系がおすすめ

夜景撮影において自然の色合いを出す場合、ホワイトバランスは青系のものを設定すると良いでしょう。色温度が設定できるカメラの場合は4000K付近で撮影すると、実際の見た目に近い都市夜景を収めることができます。マニュアルホワイトバランスが使えないカメラの場合は、白色蛍光灯あたりが良いでしょう。

作例

実際にブルーアワーの時間帯に撮影した都市夜景の写真を何枚か紹介していきます。

ブルーアワーの都市夜景作例①

トップの写真でも紹介した、万国橋からの横浜みなとみらいの夜景。カメラを西寄りに向けて撮影すると、夜空の濃青と夕焼けの橙色が絶妙にマッチした空色を出すことができます。

ブルーアワーの都市夜景作例②

大阪のあべのハルカスの夜景を至近で撮影した一枚こちらは東向きで撮影しているため夕焼けの橙色を載せることはできませんが、ブルーアワーの時間帯に撮影することによって、青系で統一感を持たせています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

綺麗な都市夜景を撮影するためにはいくらか準備が必要になりますが、機材が整えばカメラ初心者でも簡単に都市夜景を撮ることができます。

特に秋~冬のブルーアワーの空の色とビル群の明かりが絶妙にマッチした都市夜景は、とても煌びやかで美しいですので、ぜひ撮影してみてください♪

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