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PENTAXの一眼レフカメラでオールドレンズを使うときの注意点

全国のPENTAXオールドレンズファンの皆さまこんにちは、おーわ(@hirokazu.sby)です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、PENTAXの一眼レフカメラは、長らくKマウントを採用し続けています。このため、現在のデジタル一眼レフカメラにフィルムカメラ時代のオールドレンズを装着することが物理的に可能です。

せっかくなので、オールドレンズを使ってみたいという方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、PENTAXのデジタル一眼レフ機でオールドレンズを使うにあたって、カメラで必要な設定や注意点をまとめてみました。

PENTAXの一眼レフカメラでオールドレンズを使うときの注意点

PENTAXのKマウントレンズの歴史はかなり長く、フィルム全盛の1975年に登場してからデジタル全盛の今日まで、およそ40年以上に渡って互換性を保ち続けています。すげえよPENTAXさん、あんたはホンマにすげえよ!

で、そのKマウント対応のレンズにはいくつか種類があり、それぞれでオートフォーカス(AF)や自動露出(AE)が使えたり使えなかったりと、細かいところで差異があります。

PENTAXのKマウントレンズは大きく分けて5つのシリーズ(Mシリーズ、Aシリーズ、FAシリーズ、DAシリーズ、D FAシリーズ)がありますが、今回はこのうちオールドレンズの数が豊富な3種類(Mシリーズ、Aシリーズ、FAシリーズ)について、装着する際の注意点を紹介いたします。

Mシリーズのレンズ

※訂正(2017.05.28)
記事を公開した当初、Mシリーズのレンズを使用する時はF値が固定されると記載しましたが、MモードもしくはBモードで撮影する場合に限り、絞り環を使ったF値の変更が可能です。また、Mモード使用時はグリーンボタンを押すと測光も可能です。(ただし、MもしくはBモード以外で撮影した場合は自動的にAモードでの撮影となり、F値が開放に固定されます)

PENTAX Kマウントレンズの中では最も最古のシリーズです。全レンズでAFに対応していないため、マニュアルフォーカスでの撮影となります。また、AEにも対応していないですが、Mモード使用時にグリーンボタンを押す(いわゆるハイパーマニュアルモード)ことで、シャッター速度を自動計算してくれます。

また、Mシリーズは絞り環に「A」ポジションがないため、カメラ側がデフォルトの設定の場合はシャッターが切れません。このため、あらかじめボディ側で絞り環(絞りリング)が「A」以外でも使用できるようにするための設定をする必要があります。

参考までに絞りリングの使用許可設定は、カスタムメニューから[絞りリングの使用] > [許可]の順に選択します。

絞りリング使用許可設定の流れ(PENTAX K-1の場合)

絞りリング使用許可設定の流れ(PENTAX K-1の場合)

なお、F値の変更は撮影モードがMモードもしくはBモードの場合に限り、絞り環で設定が可能です。(MもしくはBモード以外で撮影した場合は、自動的にAモードでの撮影となり、F値が開放に固定されます)

参照:レンズ別露出モード対応表 / レンズラインナップ / レンズ / 製品 | RICOH IMAGING

Aシリーズのレンズ

先のMシリーズに次いで古いシリーズ。Mシリーズ同様、全レンズでAFに対応していないため、マニュアルフォーカスでの撮影となります。

ただし、Mシリーズとは異なり、オールドレンズでありながらAEには対応しているため、シャッター速度やISOについては自動計算してくれます。

また、Aシリーズからは絞り環に「A」ポジションが設定されたため、ボディ側で絞り値を設定することができるのもMシリーズとの違いです。

FAシリーズのレンズ

先のMシリーズやAシリーズとは異なり、全レンズがAFおよびAEに対応しています。(現在でもFA31mm LimitedFA77mm Limitedなど、一部のレンズが発売されています)

カメラ側で特別な設定変更をすることなく使うことができるため、オールドレンズの中でもかなり扱いやすいかと思います。

まとめ

ということで、今回はPENTAXの一眼レフカメラでオールドレンズを使う際の設定や注意点をシリーズ毎に紹介していきました。いかがでしたでしょうか。

「赤城写真機診療所」という本でも触れられていますが、フルサイズ対応のレンズが潤沢に出揃うまでにはかなりの時間がかかると思います。

これを機に、現行のDAレンズやD FAレンズにはない、オールドレンズならではの世界をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

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