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見た目はコンデジ、実力は一眼レフ?その名はPENTAX Q-S1!

以前からPENTAX K-1のサブ機(通称:デート用ミラーレス機)を検討していましたが、価格もかなり下がってきていたQ-S1をAmazonでポチっといたしました。

世界最小・最軽量を謳うQ-S1とはどんなものか、作例を交えながらレビューしていきたいと思います。

唯一無二の「ナノ一眼」、それがPENTAX Q-S1

Q-S1といえば何といっても唯一無二といっていいほど超コンパクトなボディが特徴的です。

外観

カメラ本体が小さい!とにかく小さい!!その小ささは他のミラーレス一眼カメラを凌駕するレベルです。

PENTAX Q-S1のサイズはダンボー(13cm)と同じぐらいか、それより小さい

Q-S1はダンボー(13cm)とほぼ同じか、それ以下のサイズ。まさしく手のひらに乗っかるぐらいのサイズです。

PENTAX Q-S1の背面はコンパクトデジカメのような見た目。キー配列はPENTAXの一眼レフカメラによく似ている。

Q-S1の背面は一般的なコンパクトデジカメのような見た目です。キー配列は他のPENTAXの一眼レフカメラと似たような配置となっております。

サイズ・重量

Q-S1は何といっても超小型で軽量!!その大きさは他社のミラーレスカメラとは比べ物にならないぐらいコンパクトな形状となっております。

Q-S1は超小型で軽量!その重さは02 STANDARD ZOOMを付けても300g程度という驚きの軽さ!!

また、Q-S1本体の重量はなんと驚きの203g!02 STANDARD ZOOMと合わせても300g程度となっております。まさしくナノ一眼!!

画質

K-1と比較して、色味はややあっさり目に出る印象です。このあたりはどうしてもセンサーサイズと画像処理エンジンによるところですので、致し方ない部分かなと思って割り切っております。

Q-S1とK-1の比較① Q-S1はあっさりした色味となっているのが特徴

Q-S1とK-1の比較② K-1は色味が豊かに表現されている

上がQ-S1、下がK-1で撮影したものです(どちらもRAW撮影→無加工でJPEG出力)。

またコンデジっぽい外観ですが、JPEGとRAWに対応しており、RAW+JPEGでの撮影も可能となっております。(ただし、RAWについてはDNGのみの対応となり、ビット数も12bitである点には注意)

最近はQ-S1よりも大型のイメージセンサー(1型以上)を搭載したり、RAW現像に対応したコンデジも多いため、今となっては画質の優位性はあまりないかもしれません。

オートフォーカス(AF)の速度

レンズにもよりけりですが、Q-S1のオートフォーカス(AF)の速度についてはまずまず。ちょくちょく外すのはご愛嬌といったところでしょうかw

位相差AFを採用する一眼レフカメラと異なり、Q-S1はコンデジやスマートフォンと同じコントラストAFのため、一眼レフカメラと比較するとどうしても遅いのは致し方ない部分かなと…。

ボケ味

Q-S1はミラーレス一眼カメラの一つですが、他のミラーレスカメラよりもセンサーサイズがはるかに小さい(1/1.7型)ため、残念ながらボケ味はあまり期待できないです。

実際にK-1で撮影した写真と比較すると、同じ焦点距離でのボケ味の違いが見てとれるかと思います(どちらも焦点距離35mm版換算で35mm前後、絞り(F値)4.0で撮影)。

20160903_danboad(K-1)_IMG3753

まずはK-1で撮影した写真。背景はしっかりとボケていることが見てとれます。

20160903_danboard(Q-S1)IMGP2719

そしてこちらがQ-S1で撮影した写真。背景は多少ボケてはいますが、先ほどのK-1と比較するとその差は歴然だということが分かるかと思います。

写る範囲(画角)を同じにして撮影した場合、センサーサイズが大きいほどボケ味が大きくなる傾向にあります(詳しくはフルサイズのボケ味の記事を参照)。Q-S1のセンサーサイズは1/1.7型で、フルサイズのわずか5%…ゆえにボケ味については致し方ない部分だと思っております。

まあ、もっともスナップ撮影用に手に入れたということもあり、ボケ味については期待しておりませんがw

実用的なISO感度は?

Q-S1では常用ISO感度が100~12800となっております。ISO1600までが実用の範囲内、ISO3200がギリギリ非常用として使える範囲ですねー。

PENTAX Q-S1の実用ISO感度チェック(ISO800)

まずはISO800から。特別ノイズは目立ってはいません。

PENTAX Q-S1の実用ISO感度チェック(ISO1600)

続いてISO1600。少々ノイズが乗ってきたなーという感じですが、問題ないレベルですね。

PENTAX Q-S1の実用ISO感度チェック(ISO3200)

お次はISO3200。先ほどのISO1600と比べるとかなりノイズが目立っております。このあたりがギリギリ実用の範囲内でしょうか。

PENTAX Q-S1の実用ISO感度チェック(ISO6400)

ISO6400ではノイズがかなり目立っていることが見てとれます。さすがに厳しいので、使うことはなさそう…。

PENTAX Q-S1の実用ISO感度チェック(ISO12800)

最後にQ-S1の常用最大であるISO12800。強烈にノイズが目立ちますね…うーん、さすがに使わないですw

フルサイズセンサーを搭載したK-1と比べて、Q-S1は1/1.7型と小さなセンサーですので、暗所撮影にはあまり向かないです…。

バッテリー

Q-S1の大きな弱点はバッテリーが持たないこと(フラッシュ未使用の状態で、最大撮影枚数は260枚程度)。液晶ディスプレイをファインダー代わりに使うので、電池の持ちはやっぱり良くないです。

関連記事:仕様 / Q-S1 / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING

旅行などでQ-S1を使って写真撮影を楽しむのであれば、予備バッテリーは必須です。

撮って出しはWi-Fi機能付きSDカードで!

最近主流となっているカメラのWi-Fi機能は、Q-S1の本体には残念ながらありません。

ただし、Wi-Fi機能の付いたSDカードに対応していますので、スマートフォンアプリを経由したJPEG画像のWi-Fi撮って出しも可能です。Twitterやブログといったコンテンツにも手軽にアップロードすることができます。

なお、Wi-Fi機能付きのSDカードはEye-FiおよびFlashAirに対応しています。

ミニ三脚との相性も抜群!

Q-S1は小さくて軽いため、ミニ三脚との相性も抜群です。

Q-S1は超小型ボディなので、Manfrotto PIXI EVOのようなミニ三脚との相性も抜群!

旅行や近場のデートの際にQ-S1とミニ三脚を組み合わせて持っていけば、記念撮影にも使えます。特にPIXI EVOのような小型三脚であればそれほど負担になりませんし、スマートフォンで撮るよりも、綺麗に思い出を残すことができますよー。

関連記事:一眼レフカメラもOK!マンフロットのミニ三脚「PIXI EVO」がすごい!

PENTAX Q-S1 + 02 STANDARD ZOOMによる作例

実際にQ-S1とズームレンズキットに付属の02 STANDARD ZOOMを使って撮影した作品を紹介いたします。

PENTAX Q-S1 + 02 STANDARD ZOOMによる作例①

PENTAX Q-S1 + 02 STANDARD ZOOMによる作例②

PENTAX Q-S1 + 02 STANDARD ZOOMによる作例③

PENTAX Q-S1 + 02 STANDARD ZOOMによる作例④

PENTAX Q-S1 + 02 STANDARD ZOOMによる作例④

まとめ

超小型で軽量なPENTAX Q-S1は、その特性を生かして気軽に持ち出せるのが大きなメリットです。

Q-S1はセンサーが1/1.7型と小型なため、背景をがっつりぼかしたり、薄暗いところでの撮影には向いていませんが、日中帯のデートやちょっとしたお散歩でのスナップ撮影に力を発揮する、そんな一眼カメラですね。

通勤カバンにも余裕で収まるので、Q-S1で通勤スナップ撮影なんてのも面白いですよー。

PENTAX Qシリーズを手に入れられるラストチャンス…かも?

冒頭でも書きましたが、噂によるとPENTAX QシリーズはQ-S1をもって終了になるという話も出ており、もしかしたら今がQシリーズを簡単に手に入れられる最後のチャンスになるかもしれません(確かに今のところQ-S1の後継品は発表されていないですし…)。

今のところQ-S1は価格が大幅に下落しており、現在では発売当初の半値程度(2万円台)で手に入れることができます。ボディの価格でレンズがおまけで一本付いてくる状態!

世界最小クラスのミラーレス一眼カメラを手に入れられる、今が最後のチャンスです。

関連用品

SDカード

Q-S1には内蔵メモリがないため、別途SDカードが一枚必要になります。

動画撮影をされる場合Class 10、静止画がメインの場合で連写をされる場合は書き込み速度の速いものを選んでおくと良いでしょう。

容量は32GBあたりがおすすめ。RAW+JPEGでも1100枚程度の撮影が可能です。

上記でも紹介しましたが、Q-S1には内臓Wi-Fi機能がないため、撮影した写真をスマートフォンへ転送する場合には、Wi-Fi機能付きSDカードを使う必要があります。

※SDカード選びには以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:失敗しない一眼レフカメラ用SDカードの選び方!おすすめの一枚も紹介!

予備バッテリー

ライブビューを使って撮影するミラーレス一眼カメラは電池の消耗が一眼レフカメラと比べて激しいので、枚数をたくさん撮る方は予備で一つは持っておくと安心です。

光学ファインダー(OVF)

01 STANDARD PRIMEレンズとの組み合わせに限りますが、別売りのO-VF1という光学ファインダーを利用することができます。

Q-S1と01 STANDARD PRIMEの組み合わせをお使いで、ファインダーを覗きながら撮影したいという方はあると良さそうです。

Kマウントレンズ用 アダプターQ

PENTAX Kマウント系レンズをQ-S1で使う際に必要なアダプタ。既にKマウントレンズをお持ちで、Q-S1でもその資産を生かしたいという方におすすめです。

ただし、Q-S1でKマウントレンズをお使いになる場合、マニュアルフォーカスでの撮影になりますのでご注意ください。

また、重たいKマウントレンズを使用される場合は、併せて三脚座もあると良いでしょう。

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